今年で30回目となるハリヤナ州観光局主催の一大国際手工芸の祭り(2016年2月1日〜15日)に、インド大使館から依頼があり、ナマステ・インディア、NPO法人日印交流を盛り上げる会、ミティラー美術館が協力する事になりました。
日本から大凧、絹細画、書道、フラワーアレンジメント、和紙、雅楽、和太鼓など総勢30名(全日程7名、部分参加24名)が参加しました。ナマステに毎年出演していただいている鼓遊(和太鼓)からも4名も参加しました。【詳細】
◆篠田新潟市長が寄贈
シュラジィクンド国際手工芸メラ( 祭り)の為に篠田新潟市長が寄贈した大人大凧の絵柄は桃太郎。以下解説だがラーマーヤナ以前にも広域に伝承されていたお話があったろうと思います。
Jaiant kaite 「桃太郎」の絵柄
桃太郎の物語りはインドの有名な叙事詩「ラーマーヤナ」の影響を受けたという説もある。桃太郎に登場する猿は、西遊記に登場する孫悟空と同様に、ラーマーヤナの中のハヌマーンがモデルとする説があります。
「桃太郎の物語」
昔々、ある時,お爺さんは山へ柴刈りに,お婆さんは川へ洗濯に、お婆さんが洗濯をしていると桃が流れてきました・・・桃から生まれた子なので「桃太郎」と名付けました。 ある時,村人たちを困らせている鬼ヶ島へ鬼退治に。出かける日お婆さんは桃太郎に新しい着物を着せ,袴をはかせて,頭にはちまきをまかせ,日本一と書かれた旗を持たせ、そして,吉備団子をたくさん作って腰にぶら下げてやりました・・・。 犬と、キジと、サルを家来に。日本一の吉備団子を食べた桃太郎と家来たち。瞬く間に鬼たちをやっつけ、「命ばかりは助けてくれ,もう悪いことはしません」と言うので,命を助けてやり、そして,宝物を持ち帰り、村に帰るとお爺さんとお婆さんが大喜び。そして,この後みんなが幸せに暮らしました。